飛鳥時代という、今から1300年以上も昔の日本に、とっても歌が上手で有名な女性がいました。
その人の名前は「額田王(ぬかたのおおきみ)」といいます。
歴史の教科書にも出てくる彼女は、いったいどんなことをして、なぜ今でも語り継がれているのでしょうか?
今回は、恋のライバルだった2人の天皇との不思議な関係や、彼女が残した素敵な和歌について、だいち君とさくらちゃんと一緒に楽しく学んでいきましょう!
額田王ってどんな人?歌でみんなを元気づけた魔法使い!




額田王は、ただ自分の気持ちを歌うだけでなく、天皇の代わりに「これから戦いに行くぞ!」という時にみんなを勇気づける歌を作ったりもしました。
彼女の言葉には、聞いた人の心を動かす不思議なパワーがあったので、宮廷(今の政府のような場所)でとても大切にされていたんだよ。
まるで、言葉でみんなを幸せにする魔法使いのような女性だったんだね。
2人の天皇に愛された?ドキドキの三角関係!



最初は弟の大海人皇子と結婚して子供もいたんだけど、その後、お兄さんの天智天皇にも気に入られて、彼のそばで働くことになったんだ。
この兄弟はのちに、日本のリーダーとして大きな政治を行った人たちだけど、その裏には額田王をめぐる熱い恋のバトルがあったのかもしれないね。
彼女は歌が上手なだけでなく、とても美しくて知的な女性だったから、誰もが放っておけなかったんだよ。
教科書にも載っている!額田王の有名な和歌を紹介




この歌に対して、大海人皇子も「人妻だとわかっているけれど、好きだから仕方ないじゃないか!」という情熱的な返事の歌を返しているんだ。
他にも、船を出す時に「潮の流れが良くなったから、今こそ出発しよう!」とみんなを励ます歌も有名だよ。
彼女の歌は、今でも「万葉集」という日本で一番古い歌の集まりに大切に残されていて、1300年経った今でも私たちの心を震わせてくれるんだ。
額田王が歴史に残した「本当のすごさ」とは?



当時は、今よりもずっと男の人が力を持っていた時代だったけれど、額田王は自分の「知性」と「言葉のセンス」だけで、天皇たちと対等に渡り合っていたんだ。
彼女が作った歌がきっかけで、みんなのやる気が出たり、新しい都へ引っ越す決心がついたりしたこともあったんだよ。
「言葉には世界を変える力がある」ということを、彼女は一生をかけて証明したんだね。
自分の才能を信じて、激動の時代を強く生きた女性、それが額田王なんだ。
まとめ



- 額田王は、飛鳥時代に活躍した伝説の女性歌人である。
- 天智天皇と天武天皇という、2人のリーダーに愛されたドラマのような人生を送った。
- 「万葉集」に素晴らしい歌をたくさん残し、言葉の力でみんなを励ました。
- 女性が社会で活躍するのが難しかった時代に、才能一つで歴史を動かしたかっこいい女性だった。

