みんな、こんにちは!
今日は、歴史の教科書にも出てくる「安土城(あづちじょう)」の跡地について、一緒に楽しく学んでいこうね!
「お城の跡地って、ただの野原じゃないの?」って思う子もいるかもしれないけど、全然そんなことないんだ。
安土城跡は、昔々のすごい武将、織田信長(おだのぶなが)が建てた、まるで夢のテーマパークみたいなお城があった、とっても特別な場所なんだよ。
この記事を読めば、安土城のすごすぎる歴史や、今も残る見どころがぜーんぶわかっちゃう!
この記事は、安土城跡について日本一わかりやすく解説することを目指しているよ。
自由研究のテーマを探している君にも、家族でのお出かけ先を探しているお父さんお母さんにも、絶対に読んでほしいな。
さあ、信長の夢の跡を一緒に探検しに出かけよう!



天下統一のシンボル!安土城のすごすぎる歴史を学ぼう!
まずは、安土城がどんなお城だったのか、その歴史を一緒に見ていこう!
ただのお城じゃない、信長の大きな夢が詰まった、とんでもなくすごいお城だったんだ。


なんで安土城を建てたの?
信長が安土城を建てたのには、大きな理由が2つあるんだ。
1つ目は、日本の真ん中あたりにあって、京都にも近い便利な場所だったから。
ここなら、日本のどこへでも号令を出しやすかったんだね。
そして2つ目の理由が、もっと大事なんだ。
それは、「これからは俺の時代だ!みんな、俺についてこい!」と、みんなに自分の力のすごさを見せつけるためだったんだ。
だから、今までのお城とは比べ物にならないくらい、豪華で大きなお城を建てる必要があったんだよ。
安土城は、信長の夢とプライドの象徴、つまりシンボルだったんだね。
日本初!ピカピカの「天主」があったお城
みんな、「天守閣(てんしゅかく)」って言葉は聞いたことあるかな?
お城の一番てっぺんにある、シンボル的な建物のことだね。
実は、この天守閣のことを、安土城では「天主(てんしゅ)」と呼んでいて、日本で初めて造られたと言われているんだ。
この天主が、とにかくすごかった!
外観は、低い階は白や赤、青でカラフルに、そして一番上はなんと金色に輝いていたんだって。
中はもっとすごくて、有名な絵描きさんが描いた豪華な絵で飾られていて、まるで美術館みたいだったそうだよ。
夜になると、ろうそくの光で金色がキラキラ輝いて、周りにある琵琶湖(びわこ)の水面に映って、それはそれは美しかったと言われているんだ。
まるで、夜空に浮かぶ宝石箱みたいだね。

どうして無くなっちゃったの?幻のお城の謎
こんなにすごかった安土城だけど、実は完成してから、たったの3年で燃えて無くなってしまったんだ。
信長が、家来だった明智光秀(あけちみつひで)に裏切られて亡くなった「本能寺の変(ほんのうじのへん)」のすぐ後のことだった。
でも、誰がお城に火をつけたのか、はっきりとしたことは今もわかっていないんだ。
明智光秀軍が火をつけ説、信長の息子がわざと火をつけた説、あるいは誰もいないお城に泥棒が入って火事になっちゃった説など、いろんな説があるんだよ。
信長の夢と希望が詰まっていたお城が、燃えちゃったなんて悲しいよね。
だから、安土城は「幻のお城」なんて呼ばれることもあるんだ。


ワクワクが止まらない!安土城跡の見どころ探検コース!
建物は燃えてしまったけど、がっかりするのはまだ早いよ!
安土城跡には、今でも当時のすごさを感じられる場所がたくさん残っているんだ。
さあ、スニーカーを履いて、一緒に探検に出発だ!
玄関までのパレード道!「大手道(おおてみち)」
安土城跡の入り口をくぐると、まず目の前に現れるのが、まっすぐで長ーい石の階段。
これが「大手道」といって、お城の正面玄関につながるメインストリートだったんだ。
ただの道じゃないよ。
信長は、お客さんや家来たちにこの石段を登らせて、「どうだ、俺の城はすごいだろう!」って、力の差を見せつけたんだ。
まるで、レッドカーペットの上を歩くスターみたいだね。
石段は一段一段が高いから、登るのはちょっと大変だけど、当時の武士の気分になって一歩一歩踏みしめてみよう!

昔の人の技術に感動!巨大な「石垣(いしがき)」
安土城跡を歩いていると、あちこちで立派な石垣を見ることができるよ。
石垣は、お城を守るための石の壁のことだね。
この石垣がすごいんだ!
大きな石を、まるでパズルのピースみたいに隙間なく組み合わせて作られているんだよ。
今の時代みたいに、大きなクレーン車なんてないのに、どうやってこんなに大きな石を運んで、積み上げたんだろうね。
昔の人の技術とパワーには本当に驚かされるよ。
石垣をよく見ると、たまに丸や三角の印が彫られた石が見つかることがあるんだ。
これは、石を運んできた大名(だいみょう)たちのグループ分けのサインだったと言われているよ。
「この石は、ぼくたちのチームが運んだぞ!」っていう印だね。
宝探しみたいで面白いから、ぜひ探してみてね!
信長が見た景色を体験!「天主跡(てんしゅあと)」
大手道をずーっと登っていくと、いよいよお城の中心、天主が建っていた場所にたどり着くよ。
今は建物の土台となる石、「礎石(そせき)」しか残っていないんだけど、ここに立つと、信長も見ていたはずの景色が目の前に広がるんだ!
広大な平野と、キラキラ輝く琵琶湖。
この景色を見ながら、信長は「よし、この日本を必ず一つにまとめてみせる!」と心に誓ったのかもしれないね。
風を感じながら、深呼吸してみよう。
400年以上前の信長と同じ空気を吸っているみたいで、なんだかドキドキしてこないかい?


冒険の準備はOK?安土城跡をもっと楽しむための豆知識
安土城跡の冒険に出かける前に、知っておくと便利な情報をいくつか教えておくね。
これで準備はバッチリだ!
服装と持ち物リスト
安土城跡は、ちょっとした山登りみたいな場所なんだ。
だから、服装と持ち物はとっても大事だよ。
- 歩きやすい靴: これが一番大事!絶対にスニーカーで行こう。石段が多いから、サンダルやヒールのある靴は危ないよ。
- 動きやすい服装: ズボンなど、汚れてもよくて動きやすい服がおすすめ。スカートだと歩きにくいかもしれないね。
- 飲み物: 特に夏は汗をたくさんかくから、水筒やお茶を忘れずに持っていこう。
- 帽子: 日差しをよけるために、夏は帽子があると安心だね。
- 虫よけスプレー: 山の中だから、夏場は虫がいることもあるよ。
このリストを参考にして、冒険の準備を整えよう!
どれくらいの時間がかかるの?
安土城跡は、とっても広いんだ。
入り口から天主跡まで登って、ゆっくり見て回ると、だいたい1時間半から2時間くらいは見ておくといいかな。
途中で休憩したり、石垣をじっくり観察したりすると、もっと時間がかかるかもしれないね。
時間に余裕を持って、焦らずゆっくり探検するのが楽しむコツだよ。


安土城跡への行き方(アクセス)
安土城跡への行き方も確認しておこう!
- 電車で行く場合: JR琵琶湖線の「安土駅」で降りるのが一番近いよ。駅からお城の入り口までは、歩いて25分くらい。駅前で自転車を借りる「レンタサイクル」も人気だよ。風を感じながらサイクリングするのも気持ちいいね!
- 車で行く場合: お城の近くに駐車場があるから、車でも安心して行くことができるよ。
もっと楽しむための周辺スポット
安土城跡の探検が終わったら、近くにある施設にも寄ってみよう!
もっと安土城のことが好きになるはずだよ。
- 安土城考古博物館: 発掘調査で見つかったものや、安土城の詳しい説明が展示されているよ。歴史の自由研究をするなら、絶対に寄っておきたい場所だね。
- 安土城天主 信長の館: なんと、燃えてしまった天主の5階と6階部分を、本物そっくりに再現したものが展示されているんだ!中の金ピカの様子や豪華な絵を間近で見ることができて、信長のすごさを改めて感じることができるよ。

まとめ
今日は安土城跡の歴史と見どころについて、一緒に学んできたね。
どうだったかな?
安土城跡は、ただの野原なんかじゃなくて、織田信長という一人の武将の、大きな夢とロマンがギュッと詰まった場所だということがわかってくれたかな。
建物は残っていなくても、立派な石垣や、天主跡から見える素晴らしい景色は、400年以上たった今でも、私たちにたくさんのことを語りかけてくれるんだ。
安土城跡を歩けば、きっと君も歴史の面白さに気づくはずだよ。
次の休みの日には、ぜひ家族やお友達と安土城跡を訪れて、信長が見た景色を実際に体験してみてね。
きっと、忘れられない最高の冒険になるはずだよ!




