小学生にもわかる確率のきほん!身近な例で楽しく学ぼう

数学・算数
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「確率」って、何かが「起こるかもしれない」「起こらないかもしれない」といった、物事が起こる可能性(かのうせい)を数字であらわしたものです。

たとえば、くじ引きやコイン投げ、じゃんけんなど、身近な遊びの中にも確率はたくさんあります。

この記事では、小学生でもわかるように、確率の意味や求め方、基本的な考え方をやさしく解説します!

先生
先生
身の回りのことを確率で考えてみると、毎日がもっとおもしろくなるかもしれないよ。
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確率の意味とは?どれくらい「起こりやすいか」をあらわすもの

先生
先生
「確率」という言葉は、何かが「どれくらい起こりやすいか」を数字で表したものなんだ。例えば、コインを投げたときに「表」が出るか「裏」が出るかは、どちらも同じくらいの確率で起こるよね。
だいち
だいち
うん!だから、コインを投げたら「表」が出る確率は半分、「裏」も半分なんだね!

確率の基本ルール:「0%から100%の間」で考えよう

確率は0%から100%までの数字で表されます。

  • 0%なら「絶対に起こらない
  • 100%なら「絶対に起こる
  • 50%なら「起こるかどうかは半分の可能性
先生
先生
たとえば、じゃんけんで「グー」や「チョキ」、「パー」が出る確率はどうだろう?
さくら
さくら
じゃんけんには3つの手があるから、それぞれ3分の1の確率で出るってこと?
先生
先生
その通り!「グー」「チョキ」「パー」が出る確率はどれも約33.3%で、これを「3分の1」とも表せるんだよ。

確率は、日常生活でも役立つ考え方

確率は、ゲームやじゃんけん、くじ引きだけでなく、日常生活のいろいろな場面で役に立つ考え方なんだ。

確率の基本をおさえておくと、何かが「どれくらいの可能性で起こるか」を考えられるようになるよ。

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確率の例:コイン投げやサイコロで考えてみよう

先生
先生
では、もっと身近な例で確率について考えてみよう。コイン投げやサイコロを使うと、確率の基本がわかりやすくなるよ!
だいち
だいち
先生、コインを投げたら「表」か「裏」しか出ないよね。これってどう確率で表せるの?

コイン投げの確率

コインには「表」と「裏」の2つの面しかないので、どちらが出るかはそれぞれ50%の確率です。

コインを1回投げたときに「表」が出るか「裏」が出るかは、2分の1の確率とも言えます。

さくら
さくら
じゃあ、「表」が出る確率も「裏」が出る確率も50%ってことだね!
先生
先生
その通りだよ。2つのうちどちらも出る可能性が同じで、それぞれが50%の確率で起こるんだね。

サイコロを使った確率

次に、6つの面を持つサイコロを使った確率を考えてみましょう。

サイコロには1から6までの数字があるので、サイコロを1回ふったときに「1」が出る確率はどれくらいだと思う?

だいち
だいち
えっと、サイコロには6つの数字があるから、「1」が出るのは6つのうち1つだよね?
先生
先生
その通り!だから、「1」が出る確率は6分の1になるんだ。どの数字も出る確率は均等だから、どの目が出ても6分の1、つまり**約16.7%**の確率で出るんだよ。

じゃんけんで考える確率

じゃんけんも確率を考えるいい例だよ。

じゃんけんには「グー」「チョキ」「パー」の3つの手があるから、それぞれが出る確率は3分の1、つまり約33.3%だね。

先生
先生
こうしてコインやサイコロ、じゃんけんを使うと、確率の考え方が身近に感じられるね!

身近な遊びで確率を考えてみると、起こりやすさを数字で表すことができるんだよ。

次は「確率の求め方」についてもう少し深く学んでみよう!

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確率の求め方をわかりやすく学ぼう!

先生
先生
確率は、次のような式を使って簡単に求めることができるんだ。
さくら
さくら
えっ?確率を計算する式があるの?
先生
先生
そうなんだ。「確率 = 起こる場合の数 ÷ 全体の数」という式を使って求めることができるよ。たとえば、サイコロで「1」が出る確率をこの式で考えてみよう。

サイコロで「1」が出る確率を計算する

サイコロには「1」から「6」までの6つの目があるので、全体の数は6です。

  • 起こる場合の数:1が出るのは1つの面だけ。
  • 全体の数:サイコロの面は全部で6つ。

この場合、確率の計算式にあてはめると、確率 = 1 ÷ 6 となり、1/6(約16.7%)が「1」が出る確率になります。

だいち
だいち
「1」も「2」も「3」も、どれが出るか分からないけど、どの目も6分の1の確率で出るってことだね!

じゃんけんの確率も計算してみよう

じゃんけんには「グー」「チョキ」「パー」の3つがあるので、じゃんけんで「グー」を出す確率を考えてみます。

  • 起こる場合の数:「グー」1つ
  • 全体の数:「グー」「チョキ」「パー」3つ

計算式にあてはめると、確率 = 1 ÷ 3 となり、1/3(約33.3%)が「グー」が出る確率になります。

先生
先生
こうして、確率の求め方を覚えると、どんな場面でも「どれくらい起こりやすいか」がわかるようになるんだ。

身近なことでも確率を計算してみよう

確率は、遊びやゲームだけでなく、身近な生活のいろいろな場面でも考えられるんだ。

たとえば、カードをひくときに特定の数字をひく確率や、クラスのみんなの誕生日が同じになる確率など、いろんなことに応用できるよ!

さくら
さくら
へえ、確率を使うといろんなことがわかるんだね!
先生
先生
そうだね。確率を使って身近なことも考えてみると、いろいろな可能性に気づけるよ。

確率の求め方を知っておくと、どんなことが起こるかをもっとわかりやすく考えられるようになります。

最後に、確率の基本をまとめてみよう!

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確率の基本をしっかりおさえよう!

先生
先生
ここまでで、確率の意味や求め方がわかってきたね。それじゃあ、最後に確率の基本についてまとめてみよう!

確率の基本ポイント

確率を理解するためには、次のポイントをおさえておくといいよ。

  1. 確率の意味
    確率は「あることが起こる可能性(かのうせい)」のことです。何かが「どれくらいの割合で起こるか」を数字で表します。
  2. 確率の表し方
    確率は0%から100%までの間で表され、0%は「絶対に起こらない」、100%は「絶対に起こる」という意味です。たとえば、コイン投げなら「表」が出る確率は50%、じゃんけんの「グー」が出る確率は約33.3%です。
  3. 確率の求め方の公式
    確率は、「起こる場合の数 ÷ 全体の数」の式を使って求めます。サイコロで「3」が出る確率なら、計算式は1 ÷ 6で、約16.7%です。

確率を生活に活かすには?

確率の考え方は、身近な生活の中でたくさん役に立ちます。

たとえば、「今日はくじ引きで当たるかもしれない」「じゃんけんで勝つかも」といった場面でも、「起こりやすいこと」「起こりにくいこと」がわかると、おもしろくなりますね。

さくら
さくら
確率を知ると、何が起こるか予想しやすくなるんだね!
だいち
だいち
たしかに!今度、じゃんけんで勝つ確率も考えてみようかな。
先生
先生
そうだね!確率を学ぶと、毎日がちょっとだけおもしろくなるよ。いろんな場面で確率を考えてみてね!

確率の基本をおさえておくと、身近な遊びや生活の中で役立つ場面がたくさんあります。

確率の考え方を使って、いろいろな「かもしれない」を楽しく考えてみましょう!