やあ、みんな! 今日は、日本に一つしかない、とってもすごい場所について一緒に学んでいこうね。
その場所の名前は、「富岡製糸場(とみおかせいしじょう)」って言うんだ。
世界遺産にもなっているこの工場は、昔の日本のものづくりを支えた大切な場所なんだよ。
「世界遺産って何?」とか「昔の工場って、いったい何を作っていたの?」って、疑問に思う子もいるかもしれないね。
このページでは、富岡製糸場がどんな歴史をたどってきたのか、そして今、どんな見どころがあるのかを、小学生のみんなにもわかるように、先生とだいちくん、さくらちゃんの3人で楽しく紹介していくよ。
難しい言葉は使わないし、身近な例え話もたくさん使うから、きっと「なるほど!」って思えるはず。
富岡製糸場が、まるでタイムマシンみたいに、昔の日本に連れて行ってくれる場所だってことがわかると思うよ。
さあ、一緒に富岡製糸場のひみつを探しに行こう!
富岡製糸場ってどんな場所?日本の始まりを支えたすごい工場!



よくぞ聞いてくれたね、さくらちゃん! 富岡製糸場は、ずばり「工場」なんだ。
でも、ただの工場じゃないよ。今から約150年も前の、明治(めいじ)時代という昔に、日本で初めて作られた近代的な工場なんだ。
ここで作っていたのは、「生糸(きいと)」という、絹(きぬ)の洋服や着物のもとになる糸のことなんだよ。
昔の日本は、今みたいに色々なものを作って世界に売るのが得意じゃなかったんだ。
そんな中で、外国の人が「日本の絹は品質がいいね!」って言ってくれて、日本は生糸をたくさん作って外国に売ることで、国を豊かにしようとしたんだよ。
ちょうどその頃、世界では「産業革命(さんぎょうかくめい)」っていう、ものづくりがすごく進化する時代が来ていたんだ。
イギリスやフランスの国々が、大きな機械を使ってたくさんのものを効率よく作るようになっていたんだよ。
日本も負けじと、その新しい技術を取り入れて、「世界に通用する良い生糸を、たくさんの量、早く作れる工場」を作ろう!って考えたんだ。
そうして、フランスから機械や技術を教えてくれる先生を招いて、群馬県(ぐんまけん)の富岡に大きな工場が作られたんだ。
どうして群馬県だったかというと、このあたりは、生糸の材料になる「繭(まゆ)」がたくさん取れる場所だったからなんだ。
繭は、カイコという虫が作る、ふわふわの白い袋みたいなものだね。
富岡製糸場は、この繭から生糸を取り出す、すごい技術を持っていたんだ。
まるで、卵からひよこが生まれるみたいに、繭からきれいな糸がするすると出てくるんだよ。
この工場のおかげで、日本は良い生糸をたくさん世界に送れるようになり、国が大きく発展していくきっかけを作った、とっても大切な場所なんだ。
だから、このすごい歴史が評価されて、2014年には世界遺産にも登録されたんだね。
昔のままだよ!富岡製糸場の建物と歴史のヒミツ



富岡製糸場には、昔の明治時代に建てられた建物が、ほとんどそのままの姿で残っているんだ。
一番大きな建物は「繰糸場(そうしじょう)」と言って、繭から生糸を取り出す機械がたくさん並んでいた場所だよ。
長さはなんと100メートル以上もあって、まるで体育館みたいに広いんだ。
この繰糸場の中には、たくさんの女性たちが働いていたんだよ。彼女たちは「女工さん」と呼ばれて、日本の未来のために一生懸命働いたんだ。
他には、繭を保管しておく「東置繭所(ひがしおきまゆじょ)」と「西置繭所(にしおきまゆじょ)」という建物もあるよ。
繭は、湿気に弱くてカビが生えたりすると困るから、風通しがよくて、温度が一定に保たれるように工夫して作られているんだ。
昔の知恵が詰まっているんだね。
これらの建物が、なんで今もこんなにきれいに残っているのか、不思議に思うよね。
それは、「木骨(もっこつ)レンガ造り」という、特別な作り方をしているからなんだ。
これは、フランスの技術を取り入れたもので、木の柱で骨組みを作って、その間にレンガを積み重ねていく方法なんだ。
日本の木材と、外国のレンガの技術を組み合わせた、特別な建物なんだよ。
地震が多い日本でも大丈夫なように、頑丈に作られているんだね。
また、富岡製糸場は、たくさんの人々の努力によって守られてきたんだ。
戦争の時も、この工場は大切な場所として守られたし、工場が閉まった後も、壊されずに大切に保管されてきたから、今のみんなも昔の姿を見ることができるんだね。
まるで、おじいちゃんやおばあちゃんが使っていた昔の道具を、今でも大切にしまっておくのと同じだね。
この建物を見るだけでも、昔の日本のものづくりのすごさや、先人たちの知恵を感じることができるんだよ。
富岡製糸場で何が見られるの?見どころポイントをチェック!



もちろん、面白いもの、たくさんあるよ!
まずはやっぱり、一番大きな「繰糸場(そうしじょう)」を見てほしいな。
中に入ると、昔の大きな機械がたくさん並んでいるのが見えるよ。
「こんなにたくさんの機械で、繭から糸を作っていたんだ!」って、きっとびっくりすると思うな。
当時の技術がどれだけすごかったのか、目で見て感じることができるんだ。
機械の仕組みや、繭から糸がどうやって取り出されるのか、説明パネルや映像で分かりやすく紹介されているから、じっくり見てみよう。
次に、「東置繭所(ひがしおきまゆじょ)」の中もぜひ見てほしい場所だよ。
ここには、富岡製糸場で働いていた女工さんたちの生活の様子や、当時の写真、使われていた道具などが展示されているんだ。
女工さんたちは、全国各地から富岡に集まってきて、働きながら新しい技術を学び、日本の発展のためにがんばっていたんだよ。
展示を見ながら、「昔の人はどんな暮らしをしていたのかな?」「どんな気持ちで働いていたのかな?」って想像してみるのも楽しいよ。
まるで、昔のお友達のアルバムを見ているような気持ちになるかもしれないね。
そして、富岡製糸場では、「ガイドツアー」に参加するのも、すごくおすすめだよ。
専門のガイドさんが、建物のことや歴史のこと、女工さんのことなどを、とても分かりやすく教えてくれるんだ。
ただ見るだけじゃなくて、お話を聞くと、「なるほど!」って感動することがたくさんあるはず。
まるで、先生がみんなに説明しているみたいに、一つ一つの場所のひみつを教えてくれるから、きっと富岡製糸場がもっと好きになると思うよ。
敷地内には、お土産屋さんや、ちょっと休める場所もあるから、ゆっくり見て回ってね。
富岡製糸場へ行ってみよう!アクセスや注意点まとめ



富岡製糸場は、群馬県富岡市という場所にあるんだ。
電車で行く場合は、JR高崎駅(たかさきえき)から「上信電鉄(じょうしんでんてつ)」という電車に乗って、「上州富岡駅(じょうしゅうとみおかえき)」で降りるといいよ。
そこから歩いて10分くらいで着くんだ。
車で行く場合は、高速道路の富岡IC(インターチェンジ)から、すぐの場所だよ。駐車場もちゃんとあるから安心だね。
富岡製糸場の中は、広い敷地になっているから、歩きやすい靴で行くのが一番のポイントだよ。
建物の間をたくさん歩くことになるから、スニーカーのような歩きやすい靴を選んでね。
また、大きな建物の中は、昔のままの姿で残されているから、冷暖房があまり効かない場所もあるんだ。
夏は暑く、冬は寒く感じることもあるから、行く季節に合わせて、上着や帽子などで体温調節できるように準備しておくと安心だよ。
富岡製糸場は、お正月とお盆の時期を除いて、ほとんど毎日開いているけど、行く前にホームページで開館時間やお休みの日を確認しておくといいよ。
入場料は、大人や中学生以上と小学生とで料金が違うから、家族みんなで確認してみてね。
中の写真撮影は、ほとんどの場所でできるけど、一部、撮ってはいけない場所もあるから、案内の表示をしっかり確認しようね。
大切な世界遺産だから、マナーを守って、みんなで楽しく見学しよう。
まるで、おじいちゃんの家を大切に使うように、やさしく見学してほしいな。
きっと、富岡製糸場に行けば、昔の日本のすごさを肌で感じて、たくさんのことを学ぶことができると思うよ。
まとめ



うん、富岡製糸場は、まさに「日本のものづくりの始まり」を教えてくれる、生きた教科書のような場所なんだ。
今からずっと昔、まだ日本が貧しかった頃に、外国の新しい技術を取り入れて、一生懸命がんばった人たちの努力と知恵が、ギュッと詰まっているんだよ。
繭から生糸ができるまでの道のりや、フランスの技術を取り入れた珍しい建物、そして何よりも、日本の未来のために働いたたくさんの人々の想いが、そこにはあるんだ。
世界遺産という特別な場所で、歴史の大きな流れを感じることは、きっとみんなの心に、大切な思い出として残るはずだよ。
もし富岡製糸場に行く機会があったら、ただ建物を見るだけでなく、「この場所で、どんな人がどんな風に働いていたのかな?」って想像しながら歩いてみてほしいな。
そうすることで、富岡製糸場が、もっともっと面白くて、感動する場所になると思うよ。
みんなもぜひ、家族や友達と一緒に、富岡製糸場を訪れて、日本の歴史のすごさを体験してみてね!
きっと、忘れられない素敵な体験になるはずだよ。
