日本の歴史には、たくさんのすごいリーダーが登場するけれど、今の「日本」という国の形をしっかり作ったのは天武天皇なんだ。
名前は聞いたことがあっても、具体的にどんなことをした人なのか、意外と知らないことも多いよね。
実は、私たちが当たり前に使っている「日本」という名前や「天皇」という呼び方も、この天武天皇の時代から始まったと言われているんだよ。
今回は、小学5年生のみんなにもわかるように、天武天皇のすごすぎる活躍を優しく解説していくね。



負けたら終わりの大ゲンカ?「壬申の乱」で王様へ
天武天皇がまだ「大海人皇子」と呼ばれていたころ、日本で一番大きなあとつぎ争いが起きたんだ。
それが、672年に起こった「壬申の乱」という日本最大の内乱だよ。
お兄さんの天智天皇が亡くなったあと、その息子の「大友皇子」と、弟の「大海人皇子」が、どっちが次のリーダーになるかで戦うことになったんだ。
大海人皇子は一度は身を引いて山にこもっていたけれど、仲間を集めて大逆転勝利をおさめたんだよ。
この戦いに勝ったことで、大海人皇子は「天武天皇」として、誰にも文句を言わせない強力なパワーを持つ天皇になったんだ。


「日本」と「天皇」という名前を決めた!
みんなは、自分の国の名前を「日本」って呼ぶのが当たり前だと思っているよね?
でも、昔は「倭(わ)」と呼ばれていた時期が長かったんだ。
天武天皇は、国を一つにまとめるために、新しく「日本」という国号を使うことに決めたと言われているよ。
さらに、リーダーの呼び方も「大王(おおきみ)」から、神様のような強さを持つ「天皇」という称号に変えたのもこの時代なんだ。
つまり、今の私たちが使っている言葉のルーツは、全部この天武天皇がつくりだしたものなんだよ。


国のルールと歴史をまとめた「すごい本」作り
天武天皇は、戦いだけでなく、国を長く続けさせるための「仕組み」作りも頑張ったんだ。
まず、みんなが守るべき「法律(律令)」の準備を始めたよ。
それから、「自分の国がどうやって始まったのか」をみんなに伝えるために、「古事記」や「日本書紀」という歴史の本を作らせ始めたんだ。
ルールが決まっていて、歴史もはっきりしている国は、他の国からも「ちゃんとした国だな」と認められるようになるからね。
天武天皇は、ただ威張るだけでなく、未来の日本のために一生懸命勉強して、国を整えていったんだよ。




