小学生でもわかる浅草寺の歴史と見どころを徹底解説!

浅草寺のみどころ 歴史・社会
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今日はみんなが大好きな東京の人気スポット、「浅草寺」について一緒に学んでいこうね!

浅草寺は、毎日たくさんの人が訪れる、とってもにぎやかな場所なんだ。

この記事では、どうして浅草寺がこんなに人気なのか、その秘密を先生が日本一わかりやすく解説するよ。

これを読めば、君も浅草寺マスターになれること間違いなし!

浅草寺の歴史から、絶対に見逃せないポイント、そしてもっと楽しむためのヒントまで、この記事でしか知れない情報が盛りだくさんだから、最後までしっかりついてきてね!

先生
先生
こんにちは!今日は浅草寺のふしぎな世界を案内する先生だよ。
だいち
だいち
だいちです!お寺ってなんだか難しそうだけど、楽しみ!
さくら
さくら
さくらです!おいしいものがたくさんあるって聞きました!
先生
先生
うふふ、だいち君もさくらちゃんも大丈夫!難しい言葉は使わずに、まるで冒険に行くみたいに楽しく説明するからね!
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タイムマシンに乗って出発!浅草寺の長~い歴史の旅

先生
先生
さて、まずは浅草寺がいつ、どうやってできたのか、そのお話から始めようか。みんな、心のタイムマシンの準備はいいかな?
だいち
だいち
うん!ばっちりだよ!

浅草寺の歴史は、今からなんと約1400年も前にさかのぼるんだ。

みんなが使っている教科書に出てくる聖徳太子が活躍していた、飛鳥時代という、ずーっと昔のことだよ。

西暦628年、ある日のこと。

檜前浜成(ひのくまのはまなり)と竹成(たけなり)という漁師の兄弟が、今の隅田川で漁をしていたんだ。

でも、その日に限って何度網を投げてもお魚は一匹もとれない。

そのかわり、網にかかったのは一体の仏像だったんだ。

兄弟は仏像を川にもどして漁を続けたけど、不思議なことに、また同じ仏像が網にかかってしまう。

「これはただの仏像じゃないぞ!」

そう思った兄弟が、物知りの土師真中知(はじのまなかち)という人に見せたところ、それが人々を救ってくれる、とてもありがたい「聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)」、つまり観音様だということがわかったんだ。

そして、この観音様をおまつりするために建てられたのが、浅草寺のはじまりなんだよ。

まるで、川の中から宝物を見つけたみたいな、すごいお話だよね!

さくら
さくら
へぇー!お魚じゃなくて、仏像がとれたなんてびっくり!
だいち
だいち
それがお寺のはじまりなんだね!

それから浅草寺は、たくさんの人々に大切にされてきたんだ。

特に、江戸時代になると、将軍の徳川家康が浅草寺をとても大切にしたんだ。

「ここでお祈りをすると、願いがかなう!」と信じて、お城を守るためのお寺として特別に扱ったんだよ。

だから、江戸の町が大きくなるにつれて、浅草寺もどんどん大きくなって、たくさんの人がお参りに来るようになったんだ。

でも、浅草寺の長い歴史は、いいことばかりじゃなかった。

大きな地震が起きたり、火事で燃えてしまったり、戦争で建物が壊されてしまったり…。

何度も何度も、大変な目にあってきたんだ。

でもね、そのたびに「浅草寺は私たちの宝物だ!」と、たくさんの人々がお金や力を出し合って、元通りに直してきたんだ。

だから、今の浅草寺があるのは、昔からずっと浅草寺を大好きで、大切にしてきた人々の想いのおかげなんだよ。

まるで、何度倒れても立ち上がるヒーローみたいだよね!

この長い歴史を知ると、浅草寺の建物一つ一つが、もっと特別に見えてくるんじゃないかな?

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ここは絶対見ておこう!浅草寺のすごい見どころ5選

先生
先生
さあ、歴史を学んだところで、次は実際に浅草寺を探検してみよう!ここからは、浅草寺に行ったら絶対に見逃せない、すごいポイントを5つ紹介するね!
さくら
さくら
わーい!楽しみ!大きなちょうちんのところでしょ?
先生
先生
その通り!さくらちゃん、よく知ってるね。まずはそこから見ていこう!

1.浅草の顔!「雷門(かみなりもん)」

浅草寺の入り口にある、巨大な赤いちょうちんがぶら下がっている門。これが「雷門」だよ。

テレビや写真で見たことがある人も多いよね。

このちょうちん、実は高さが約3.9メートル、重さはなんと約700キログラムもあるんだ!

大人の象の子どもくらいの重さがあるってことだね。

そして、門の右側には風をあやつる「風神様」、左側には雷をあやつる「雷神様」がいるんだ。

この二人の神様が、浅草寺に悪いものが入ってこないように、しっかりと見張ってくれているんだよ。

だから、正式な名前は「風雷神門(ふうらいじんもん)」って言うんだ。みんな覚えておこうね!

2.お祭り気分が味わえる!「仲見世通り(なかみせどおり)」

雷門をくぐると、まっすぐにのびるにぎやかな通りがある。これが「仲見世通り」だよ。

約250メートルも続くこの通りには、お土産屋さんがずらーっと約90軒も並んでいるんだ。

きれいな扇子や、かっこいいおもちゃの刀、かわいいキーホルダーがいっぱい!

そして、おいしそうな匂いもしてくるよ。

揚げたてのおまんじゅう「あげまんじゅう」や、お顔の形をしたカステラ「人形焼」など、浅草名物の食べ歩きグルメがたくさんあるから、どれにしようか迷っちゃうね!

3.大きなわらじにびっくり!「宝蔵門(ほうぞうもん)」

仲見世通りを抜けた先にある、2つ目の大きな門が「宝蔵門」。

ここにもすごい見どころがあるんだ。

門の両脇には、お寺を守る強そうな「仁王(におう)様」が立っているよ。

そして、門の裏側に回ってみて!

びっくりするくらい大きな「大わらじ」がぶら下がっているんだ。

このわらじは、仁王様が履くものと言われていて、「こんなに大きなわらじを履くやつがいるのか!怖いから逃げよう!」と、悪い鬼を追い払うための「魔除け」の意味が込められているんだって。

4.みんながお参りする中心!「本堂(ほんどう)」

宝蔵門の先にある、一番大きくて立派な建物が「本堂」だよ。

観音堂(かんのんどう)とも呼ばれていて、この中に、漁師の兄弟が見つけたあの観音様がまつられているんだ。

でも、この観音様は「秘仏(ひぶつ)」といって、誰にも姿を見せない、とても大切なお方なんだ。

だから、私たちが見ることはできないんだけど、心の中で「こんにちは」ってごあいさつをして、静かにお願い事をしてみようね。

お参りが終わったら、天井を見上げてみて。

立派な龍の絵や、きれいな天女の絵が描かれていて、とっても美しいよ。

5.空にのびる美しい塔!「五重塔(ごじゅうのとう)」

本堂の左側に見える、高くて美しい塔が「五重塔」だよ。

この塔の一番上には、お釈迦様(仏教を始めた人)の骨の一部である「仏舎利(ぶっしゃり)」が納められている、とっても神聖な場所なんだ。

高さは約53メートルもあって、まるで空に届きそうだよね。

夜になるとライトアップされて、昼間とはまた違った幻想的な姿を見ることができるから、夕方に行くのもおすすめだよ。

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お参りだけじゃない!浅草寺の楽しい過ごし方

だいち
だいち
見る場所がたくさんあって、すごいなあ!でも、お参りする以外に何か楽しいことってあるの?
先生
先生
もちろん!だいち君、いい質問だね。浅草寺は、ただ見て回るだけじゃなくて、体験して楽しめることがいっぱいあるんだ。とっておきの楽しみ方を教えるね!

ドキドキの運試し!「おみくじ」を引いてみよう

浅草寺に来たら、ぜひ挑戦してほしいのが「おみくじ」。

自分のこれからの運勢を占うものだよ。

でもね、浅草寺のおみくじは、ちょっとだけ有名なんだ。

それは…「凶」が出やすいって言われていること!

「えー!凶なんて引きたくないよー!」って思うかもしれないけど、がっかりする必要はまったくないんだ。

浅草寺の「凶」は、「これ以上悪くなることはないから、あとは良くなるだけだよ!」という、これから運気が上がっていくサインなんだって。

もし凶を引いたら、お寺の中にある指定の場所に結んで、「悪い運はここに置いていきます」ってお願いしよう。

大吉が出たら、もちろん大切に持って帰ってね!

体の悪いところを治そう?「お線香の煙」

本堂の前には、「常香炉(じょうこうろ)」という大きな香炉(こうろ)があって、いつもお線香の煙がもくもくと上がっているよ。

この煙には、不思議な力があると信じられているんだ。

それは、体の悪いところや、良くなりたいところにこの煙を浴びると、良くなると言われているんだ。

例えば、「頭が良くなりますように」って頭に煙を浴びせたり、「足が速くなりますように」って足に浴びせたり。

みんなも、良くなりたい部分に煙を浴びてみてね。

でも、周りの人に迷惑がかからないように、そっと優しく手であおぐようにしようね。

さくら
さくら
わあ!わたし、頭にいっぱい煙をかけたいな!
だいち
だいち
ぼくは足だ!これでかけっこが一番になれるかも!

お腹も心も大満足!「食べ歩き」を楽しもう

仲見世通りやその周りの道には、美味しいものが本当にたくさんあるんだ。

昔ながらの味を守っているお店が多くて、どれもとっても美味しいよ。

  • 人形焼(にんぎょうやき):ハトや五重塔の形をした、中にあんこが入ったふわふわのカステラ。焼きたては格別だよ!
  • あげまんじゅう:おまんじゅうを油でカラッと揚げたもの。外はサクサク、中はアツアツのあんこがとろり!
  • きびだんご:小さくてかわいいお団子に、きな粉がたっぷりかかったもの。桃太郎も食べたかもしれないね!
  • ジャンボめろんぱん:顔が隠れるくらい大きなメロンパン。外はカリカリ、中はふわふわで大人気なんだ。

お父さんやお母さんとシェアしながら、色々な味を楽しんでみてね。

ただし、歩きながら食べるのは危ないから、お店の近くや決められた場所で食べるようにしようね。

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先生、もっと教えて!浅草寺の不思議Q&Aコーナー

さくら
さくら
先生、浅草寺のこと、だんだんわかってきたけど、まだ気になることがあるの!
先生
先生
おっ、さくらちゃん、いいね!どんなことかな?みんなが思う小さな「なぜ?」に答えるQ&Aコーナーを始めよう!

Q1. 浅草寺の観音様って、どんな仏様なの?

A1. 観音様は、「観音菩薩(かんのんぼさつ)」とも呼ばれる、とても優しくて慈悲深い仏様だよ。

「慈悲」っていうのは、他の人の苦しみや悲しみを、自分のことのように感じて助けてあげたいと思う、とっても温かい心のことなんだ。

学校で困っているお友達がいたら、「大丈夫?」って声をかけてあげるような、そんな優しい気持ちを持った仏様だと思ってもらうとわかりやすいかな。

だから、観音様は、私たちが苦しんでいるときや悩んでいるときに、そっと手を差し伸べて助けてくれるんだって。

性別も決まっていなくて、時には男の人の姿になったり、女の人の姿になったり、色々な姿に変身して私たちを助けに来てくれるとも言われているよ。

Q2. 浅草寺のとなりにある「浅草神社」って何?お寺と神社って違うの?

A2. とってもいい質問だね!浅草寺のすぐとなりには「浅草神社(あさくさじんじゃ)」があるんだ。

実はお寺と神社は違うものなんだよ。

簡単にお話しすると、お寺は仏様をまつる場所で、仏教の教えを学ぶところ。

神社は神様をまつる場所で、日本の昔からの神道を大切にしているところなんだ。

じゃあ、どうして浅草寺のとなりに神社があるかというと、この浅草神社は、一番初めにお話しした、観音様を見つけた漁師の兄弟と、それが観音様だと教えた土師真中知の三人を「神様」としてまつっているんだよ。

この三人がいたから浅草寺ができた、ということで、感謝を込めてとなりに神社が建てられたんだ。

「三社様(さんじゃさま)」とも呼ばれていて、5月に行われる大きなお祭り「三社祭」は、この浅草神社のお祭りなんだよ。

だいち
だいち
へぇー!観音様を見つけた人たちが神様になってるんだ!すごい!

Q3. 浅草寺に行ったら、どんなお願い事をすればいいの?

A3. 浅草寺の観音様は「所願成就(しょがんじょうじゅ)」のご利益があると言われているんだ。

「所願成就」っていうのは、心の中で願ったことなら、どんなお願いでも叶えてくれるっていう、とってもパワフルなご利益のことだよ。

だから、お願い事に決まりはないんだ。

例えば、こんなお願いでもいいんだよ。

  • 「算数のテストで100点がとれますように」
  • 「サッカーの試合で活躍できますように」
  • 「家族みんながずっと元気で仲良く過ごせますように」
  • 「お友達といつまでも仲良しでいられますように」

自分だけのお願い事じゃなくて、家族やお友達の幸せを願うのも、とっても素敵なことだよね。

本堂の前で手を合わせるときは、心の中で静かに、観音様に自分の願いを伝えてみてね。

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まとめ:浅草寺は歴史と楽しさがいっぱいの宝箱!

さあ、今日は浅草寺の歴史から見どころ、そして楽しみ方まで、色々なことを学んできたね!

どうだったかな?

だいち
だいち
すっごく面白かった!ただ古いお寺だと思ってたけど、物語がたくさんあるんだね!
さくら
さくら
うん!おいしいものもいっぱいあるし、おみくじもやってみたい!早く行きたくなっちゃった!

先生も嬉しいよ。

浅草寺は、約1400年という長い時間、たくさんの人々の想いを受け止めてきた、まるで大きな宝箱のような場所なんだ。

そこには、こんなにたくさんの宝物がつまっているんだよ。

  • 漁師の兄弟が観音様を見つけた、奇跡のような始まりの物語。
  • 雷門の大きなちょうちんや、宝蔵門の巨大なわらじなど、びっくりする見どころ。
  • おみくじを引いたり、お線香の煙を浴びたりする、ドキドキの体験。
  • 仲見世通りで味わえる、おいしくて楽しい食べ歩きグルメ。

この記事を読んで、少しでも「浅草寺って面白そうだな」「行ってみたいな」って思ってくれたら、先生はとっても嬉しいです。

今度のお休みには、ぜひお父さんやお母さん、お友達と一緒に出かけてみてね。

そして、今日学んだことを思い出しながら自分の目で見て、自分だけの新しい発見という宝物を見つけてみてください。

先生
先生
みんな、最後までよく頑張ったね!これで君たちも浅草寺マスターだ!また次の授業で会おうね!
だいち
だいち
先生、ありがとう!絶対行くよ!
さくら
さくら
ありがとうございました!人形焼、食べるぞー!