先生
みんな、こんにちは!今日は、金利(きんり)についてお話しするよ。金利って、お金の貸し借りをするときにとっても大事なものなんだ。例えば、誰かからお金を借りたときには、借りた分だけじゃなくて、少し多めにお金を返すことになるんだけど、その多めに払う分のことを金利って呼ぶんだよ。
だいち
先生、お金を借りたら多めに返さないといけないの?どうして?
先生
いい質問だね、だいちくん!それは、お金を借りた期間に対してのお礼のようなものなんだよ。これからもっと詳しく教えるね!
金利って何?お金を借りたときに必要な「お礼」
さくら
先生、金利ってどういう意味なんですか?
先生
いい質問だね、さくらさん!金利っていうのは、誰かからお金を借りたときに追加で返すお金のことだよ。お金を借りた人が、そのお礼としてちょっと多めに返すものなんだ。
たとえば、だいちくんが100円を友達から借りたとするね。でも、借りるだけじゃなくて、その友達が貸してくれたお礼として、105円を返すと決めていたら、5円が金利になるんだ。この5円が、金利という「お礼」の部分なんだよ。
だいち
お金を借りたら、借りた分より少し多めに返すんだね!
先生
そうだね!これは、友達がお金を貸してくれたことに対して「ありがとう」という気持ちを込めたものなんだ。お金を借りている間、友達はそのお金を使えないから、その分をお礼として多めに返すという仕組みなんだよ。
金利は、ただ友達との間だけでなく、銀行からお金を借りたときにも同じように使われるんだ。たとえば、銀行から100万円を借りたら、借りた分だけじゃなくて、少し多めに返す必要があるよ。多めに返す分が金利で、それが銀行にとってのお礼になるんだ。
さくら
銀行でも、借りたお金にお礼をつけて返すんですね!
先生
そうだね、さくらさん。銀行も、貸したお金を使えない期間があるから、その分をお礼として金利を受け取っているんだ。
金利は、お金を借りた期間が長いほど多くなることがあるよ。たとえば、1年間借りる場合と5年間借りる場合では、5年間のほうが金利が多くなるんだ。これも、長い間お金を借りている分、お礼が増えるという仕組みだね。
だいち
長い間借りると、もっと多くのお礼をしないといけないんだね!
先生
その通り!だから、借りたお金を早めに返すことが大事なんだよ。
金利はどこで使われている?銀行やローンでの仕組み
だいち
先生、金利はどこで使われているの?
先生
いい質問だね、だいちくん!金利は、主に銀行やローンなどで使われているよ。たとえば、家を買ったり、車を買ったりするときに、お金が足りなくて銀行からお金を借りることがあるんだ。そういう時に、金利が関わってくるんだよ。
たとえば、家を買うとき、家はとても高いものだから、すぐに全部のお金を払うのが難しいよね。だから、多くの人は銀行からお金を借りて、少しずつ返していくんだ。でも、その借りたお金を返すときには、金利という「お礼」の部分も一緒に返さないといけないんだ。
だいち
大きな買い物をするときに、銀行からお金を借りるんだね!
先生
そうだね!たとえば、だいちくんの家族が新しい家を買うときに、銀行から3000万円を借りるとするよ。でも、借りた3000万円を返すときには、それに金利を足して、合計で3200万円とか3300万円を返さなければならないんだ。200万円から300万円が金利という「お礼」の部分になるんだよ。
このように、金利は借りた金額と、借りた期間の長さによって変わるんだ。もし、もっと早くお金を返せたら、金利は少なくなるし、長く借りていればその分金利も大きくなることがあるんだ。
さくら
長くお金を借りると、もっとたくさん金利を払わなきゃいけないんですね!
先生
その通り!だから、できるだけ早くお金を返すのが大事なんだ。金利は、借りた時間が長くなるほど増える仕組みなんだよ。
また、銀行以外にも、車のローンや教育ローンなど、お金を借りることはたくさんあります。たとえば、車を買うためにローンを組んだり、大学に行くためにお金を借りたりするときにも、金利が発生します。このように、金利はお金を借りる全ての場面で使われるものなんだ。
だいち
車を買うときや、学校のためにもお金を借りることがあるんだね!
先生
そうだね、だいちくん。いろんな場面で金利が使われていて、お金を借りたら、そのお礼として金利を返すことが大切なんだ。
金利を受け取ることもできる?お金を預けたときにもらえる金利
だいち
先生、金利って払うだけじゃなくて、もらうこともできるの?
先生
いい質問だね、だいちくん!実は、金利はお金を借りたときだけでなく、もらえることもあるんだよ。
金利をもらうことができるのは、たとえば、銀行にお金を預けたときなんだ。銀行にお金を預けると、そのお金を銀行が使えるようになるから、お金を預けた人にはお礼として金利がもらえるんだよ。これを**利子(りし)**とも呼ぶんだ。
さくら
銀行にお金を預けるだけで、お礼がもらえるんですか?
先生
その通り!たとえば、だいちくんが1000円を銀行に預けたら、1年後にそのお礼として少しだけ多くのお金、たとえば1010円がもらえることがあるんだ。この10円が金利としてもらえるお礼なんだよ。
銀行にお金を預けると、銀行はそのお金を使って貸し出しをしたり、他のいろんなことに活用できるんだ。だから、お金を預けてくれた人に金利をお礼として渡すんだね。つまり、銀行にお金を預けておくことで、少しずつお金が増えていくという仕組みがあるんだ。
だいち
預けたお金が増えるなんて、すごいね!
先生
そうだね、だいちくん!でも、もらえる金利はとても少しだけだから、大きなお金を預けて長い期間預けないと、大きく増えることはあまりないんだよ。
このように、金利はお金を借りたときに払うものだけでなく、銀行にお金を預けたときに受け取れるものでもあるんだ。ただし、金利は金額や期間によって変わるから、預けるお金が多ければ多いほど、長い間預けていればいるほど、もらえる金利も少し多くなるんだよ。
さくら
お金をたくさん預けると、もらえる金利も増えるんですね!
先生
そうだね!でも、今は金利が少ないから、あまり大きなお金にはならないけど、昔はもっと金利が高い時代もあったんだよ。
まとめ ー 金利とは、お金の貸し借りや預ける時に大切なお礼
先生
みんな、今日は**金利(きんり)**についてたくさん学んだね!どうだったかな?
だいち
金利って、お金を借りたときのお礼で、借りた金額より少し多めに返さないといけないってことがわかったよ!
さくら
それに、お金を銀行に預けると、今度はお礼として金利がもらえるんですね!すごく面白かったです!
先生
その通り!金利は、お金を貸したり借りたりする時や、銀行に預けたときにとても大切なお礼の部分なんだよ。
金利というのは、お金を借りたときに追加で返すお礼のことです。また、逆にお金を銀行に預けたときには、銀行からお礼として金利がもらえることもあります。金利は、借りた期間や金額によって変わり、長い間借りているほど、または多くのお金を預けているほど、金利の額も変わってくるんだ。
先生
みんな、これからもお金を使うときには、この金利の仕組みを知って、お金を上手に使えるようにしようね!
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