先生
今日は、十七条の憲法(じゅうしちじょうのけんぽう)についてお話しするよ。聖徳太子(しょうとくたいし)が604年に作った、昔の日本の大事なルールなんだ。この憲法には、みんなが仲良く暮らすための17の教えが書かれているよ。
だいち
先生、どんな教えがあるのか知りたいです!
先生
いい質問だね、だいちくん!協力することや正しいことをすることなど、たくさんの大事なことが書かれているんだ。それを今から順番に説明していくよ!
今日は、この十七条の憲法がどんな内容なのか、ひとつずつ簡単に、わかりやすく説明するね!
十七条の憲法の内容を簡単に紹介!17の教えとは?
それでは、十七条の憲法に書かれている17の教えをひとつずつ簡単に説明するよ!
- 「和を大事にしましょう」
→ みんなで仲良く協力して暮らすことが大切、という教えだよ。争わずに平和を大切にしよう、という意味だよ。 - 「仏さまを敬いましょう」
→ 仏教(ぶっきょう)を大事にしよう、という教えだよ。仏さまの教えを守って、心を正しくしようという意味だね。 - 「リーダーの言うことを守りましょう」
→ 上の人(リーダー)が決めたことは、きちんと守りましょう、という教えだよ。みんなが協力するために大切なんだ。 - 「礼儀(れいぎ)を大事にしましょう」
→ お互いに礼儀正しく、思いやりを持って行動しよう、という教えだよ。 - 「悪いことをしないで、正しい判断をしましょう」
→ 悪いことに惑わされずに、正しいことをしっかりと判断しよう、という教えだよ。 - 「悪いことを止めて、良いことを進めましょう」
→ 悪いことはちゃんと注意して止め、良いことをみんなで広めようという教えだよ。 - 「みんな自分の仕事をしっかりやりましょう」
→ それぞれの仕事や役割をきちんと果たすことが大事だよ、という教えだよ。 - 「早く起きて、しっかり働きましょう」
→ 朝早くから真面目に働くことが大切だよ、という教えだよ。 - 「信じることが大事です」
→ 約束を守って、信じ合うことが、正しい行動のもとになるよ、という教えだよ。 - 「怒りを抑えましょう」
→ 感情に流されず、冷静に行動することが大切だよ、という教えだよ。 - 「良いことも悪いことも、しっかり評価しましょう」
→ 良いことにはごほうびを、悪いことには注意を、正しく判断することが大事だよ、という教えだよ。 - 「勝手にお金を取ってはいけません」
→ 自分勝手に人からお金を取ったり、ずるをしてはいけないよ、という教えだよ。 - 「他の人の仕事も知っておきましょう」
→ 自分だけでなく、他の人の仕事も知っておくことが大事だよ、という教えだよ。 - 「ねたんだり、ひがんだりしてはいけません」
→ 人をうらやましく思ったり、ねたんだりせずに、みんなを尊敬しましょうという教えだよ。 - 「自分の利益を考えず、みんなのために行動しましょう」
→ 自分だけの利益を考えずに、みんなのために役立つように行動しよう、という教えだよ。 - 「人を使うときは、無理をさせないようにしましょう」
→ 誰かに仕事を頼むときは、無理をさせずに、その人に合ったタイミングでお願いすることが大事だよ、という教えだよ。 - 「一人で決めず、みんなで話し合って決めましょう」
→ 何かを決めるときは、一人で決めるのではなく、みんなと話し合って決めることが大事だよ、という教えだよ。
まとめ ー 十七条の憲法が教えてくれる大切なこと
先生
みんな、どうだったかな?十七条の憲法には、仲良くすることや正しいことをすること、みんなで協力することなど、大切な教えがたくさん書かれているんだ。
だいち
みんなが協力することが、とても大事だってわかりました!
さくら
昔から今まで、大切なことは変わらないんですね!
先生
その通りだね!聖徳太子は、みんなが正しい心で協力して暮らすことが、平和で強い国を作るために大切だと考えていたんだよ。
十七条の憲法は、昔の日本でみんなが仲良く、正しく行動するための教えです。これらの教えは、今でも大切なことがたくさん書かれているんだよ。
先生
これからも、みんなで協力して正しいことをしながら、平和で強い社会を作っていこうね!