小学生でもわかる伊勢神宮の歴史と見どころを徹底解説!秘密のスポットも紹介

伊勢神宮の見どころ 歴史・社会
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今日は、日本のなかでも特に大切にされている「伊勢神宮」について、一緒に学んでみようね!

「伊勢神宮って、なんだか難しそう…」って思うかもしれないけど、心配いらないよ。

この記事を読めば、伊勢神宮がどんなにすごくて、面白い場所なのかがよーくわかるはずだ。

伊勢神宮は、日本の神様の中で一番偉い「リーダーの神様」が住んでいる、とっても特別なお家なんだ。

この記事では、伊勢神宮の長い歴史のひみつや、行ったら絶対見てほしいおすすめスポット、そしてお参りの後のお楽しみまで、先生が日本一わかりやすく解説していくからね。

読み終わるころには、君も伊勢神宮博士になっていること間違いなし!

さあ、一緒に伊勢神宮の探検に出かけよう!

先生
先生
みんな、準備はいいかな?
日本の心のふるさと、伊勢神宮の世界へようこそ!
だいち
だいち
わーい!
神様のお家ってどんなところだろう。
さくら
さくら
ドキドキする!
面白そう!
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そもそも伊勢神宮ってどんな場所?日本の神様のリーダーが住むお家!

先生
先生
さて、だいちくん、さくらさん。
「伊勢神宮」っていう名前、聞いたことあるかな?
だいち
だいち
うん、名前は聞いたことあるよ!
でも、普通の神社と何が違うの?
先生
先生
いい質問だね!
実は「神宮」という名前は、とっても特別な神社にしか使われないんだ。

伊勢神宮は、日本にたくさんいる神様たちの、まさにリーダーともいえる一番偉い神様がまつられている場所なんだよ。

その神様の名前は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」。

太陽の神様で、私たちを明るく照らしてくれる、とってもありがたい存在なんだ。

学校で例えるなら、全校生徒や先生たちをまとめる「校長先生」みたいな、神様たちのトップなんだよ。

さくら
さくら
へぇー!
神様の校長先生が住んでいるお家が伊勢神宮なんだね!

その通り!

天照大御神がまつられている場所を「内宮(ないくう)」と呼ぶんだ。

そして、伊勢神宮にはもう一つ、とっても大切な場所がある。

それが「外宮(げくう)」だよ。

ここには「豊受大御神(とようけのおおみかみ)」という神様がまつられているんだ。

だいち
だいち
とようけのおおみかみ?
その神様はどんな神様なの?
先生
先生
豊受大御神は、食べ物や農業の神様なんだ。
天照大御神のお食事を用意する役割も持っているんだよ。

さっきの学校の例えで言うと、みんなのために美味しい給食を作ってくれる、給食センターのリーダーみたいな神様だね。

だから、伊勢神宮にお参りするときは、まず外宮で食事の神様にご挨拶してから、内宮でリーダーの神様にご挨拶するのが昔からの正しい順番とされているんだ。

それに、伊勢神宮は内宮と外宮の二つだけじゃないんだよ。

実は、小さなものも合わせると全部で125ものお宮が集まっている、巨大な神様の町みたいな場所なんだ。

この125のお宮全部を合わせて「神宮」と呼ぶんだよ。

すごいだろう?

だから伊勢神宮は、ただの神社ではなく、日本の人々にとって「心のふるさと」とも言われる、かけがえのない大切な場所なんだ。

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2000年のタイムスリップ!伊勢神宮のすごい歴史ものがたり

先生
先生
伊勢神宮がいつからあるか、想像つくかな?
実は、今から約2000年も前にできたと言われているんだよ。
さくら
さくら
に、2000年前!?
すごい昔だね!

そうだよね。

みんなが生まれるずっとずっと前から、伊勢の地で人々を見守ってくれているんだ。

面白いお話があるんだよ。

昔々、リーダーの神様である天照大御神は、天皇と一緒にお城の中にまつられていたんだ。

でも、天照大御神はとても力が強くて神聖な存在だから、「もっと静かで、私にふさわしい場所に住みたい」と考えたんだ。

そこで、倭姫命(やまとひめのみこと)というお姫様が、天照大御神が気に入る場所を探す旅に出たんだよ。

だいち
だいち
神様のために、新しいお家を探す旅に出たんだね!
なんだか冒険みたいだ。

本当にそうだね。

倭姫命はいろいろな場所を旅して、ついにこの伊勢の地にたどり着いた。

伊勢は、山も川も海もあって、とても自然が豊かな美しい場所だったんだ。

天照大御神は「この伊勢の地がとても気に入った。

ずっとここにいたい」と言ったんだって。

こうして、伊勢神宮がこの場所に建てられることになったんだよ。

さくら
さくら
神様が自分で選んだ場所なんだ!
素敵なお話だね。
先生
先生
そうだね。
そして伊勢神宮には、もう一つ、世界でも珍しいすごい伝統があるんだ。

それが「式年遷宮(しきねんせんぐう)」だよ。

これは、20年に一度、神様のお家であるお社を全く同じ形でもう一つ建てて、神様にお引越ししていただくという、とても大きなお祭りなんだ。

お家だけじゃなくて、橋や鳥居、神様が使う道具まで、すべて新しくするんだよ。

だいち
だいち
えー!
20年ごとに建て替えるの?
もったいなくない?

良いところに気が付いたね。

これにはちゃんと理由があるんだ。

一つは、神様にいつも新しくてきれいなお家にいてもらうため。

そしてもう一つ、とても大切な理由が、建物を建てる技術を次の世代に受け継いでいくためなんだ。

昔の建物は釘を使わずに木を組み合わせて作る、とても難しい技術が必要なんだよ。

20年に一度、みんなで力を合わせてお社を建てることで、大工さんたちの技術が忘れ去られることなく、ずっと未来まで伝えられていくんだ。

この式年遷宮は、なんと1300年以上も続いているんだから、本当にすごいことだよね。

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ここは見逃せない!伊勢神宮の必見スポットと楽しみ方

先生
先生
さあ、いよいよ伊勢神宮の中を探検してみよう!
まずは外宮から見ていくよ。

外宮に着いたら、まずは豊受大御神がまつられている一番中心の「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」でお参りをしよう。

「いつも美味しいごはんをありがとうございます」って感謝の気持ちを伝えるんだ。

そのあと、ぜひ探してみてほしいのが「三ツ石(みついし)」だよ。

石が三つ組まれていて、昔からお清めをする場所だったと言われているんだ。

手をかざすと、なんだか温かく感じる人もいるんだって。

不思議だよね。

さくら
さくら
パワースポットってやつかな?
やってみたい!

外宮には「亀石(かめいし)」という大きな石もあるよ。

橋の欄干の一部なんだけど、本当に亀が首を伸ばしているみたいに見えるから、ぜひ見つけてみてね。

さて、外宮のお参りが終わったら、次はバスに乗って内宮へ向かおう!

だいち
だいち
いよいよリーダーの神様がいる内宮だね!

内宮の入り口には、大きな木造の「宇治橋(うじばし)」がかかっている。

この橋は、私たちが住む日常の世界と、神様が住む神聖な世界をつなぐ架け橋なんだ。

学校で言うと校門みたいなもので、ここを渡るときは「おじゃまします」という気持ちで、一礼してから渡るのがマナーだよ。

橋を渡ると、空気が少しひんやりして、とても静かで清らかな気持ちになるはずさ。

橋を渡って進んでいくと、きれいな川が見えてくる。

これが「五十鈴川(いすずがわ)」だよ。

川べりに降りられる場所があって、ここで手や口を清めるんだ。

昔の人は、この川で体全部を清めてからお参りしたんだって。

川の水はとても冷たくて気持ちがいいよ。

そして、いよいよ一番大切な場所、「皇大神宮(こうたいじんぐう)」に到着だ。

ここが天照大御神がまつられているお宮だよ。

石段を登った先にあって、白い布がかけられているから、中の様子を直接見ることはできないんだ。

ここでは、「〇〇が欲しいです」という個人的なお願い事をするよりも、「いつも私たちを見守ってくれてありがとうございます」という感謝の気持ちを伝えるのが良いとされているんだよ。

もし個人的なお願い事をしたい場合は、「荒祭宮(あらまつりのみや)」というお宮に行ってみよう。

ここは天照大御神の、元気でパワフルな一面の神様がまつられていて、お願い事をしっかり聞いてくれると言われているんだ。

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お参りの後はここで決まり!おかげ横丁で美味しいものを食べよう!

先生
先生
たくさん歩いてお参りしたら、お腹がすいてくるよね。
内宮のすぐ近くには、とっても楽しい場所があるんだよ。
だいち
だいち
楽しい場所?
なんだろう!

それが「おかげ横丁」と「おはらい町」だ!

ここは、昔の日本の街並みが再現されていて、まるでお祭りの日みたいににぎやかなんだ。

歩いているだけで、昔の時代にタイムスリップしたような気分になれるよ。

そして、ここには美味しいものがたーっくさんあるんだ!

さくら
さくら
わーい、やったー!
何がおすすめ?
先生
先生
まず絶対に食べてほしいのが「赤福餅(あかふくもち)」だね。
これは伊勢の一番有名なお餅だよ。

やわらかいお餅の上に、なめらかなあんこが乗っているんだ。

このあんこの三本の筋は、内宮のそばを流れる五十鈴川のきれいな流れを表しているんだって。

そして、お餅は川の底にある小石を表しているんだ。

見た目にも意味がある、素敵なお菓子だよね。

お店の中で、お茶と一緒に座って食べることもできるよ。

だいち
だいち
川の形をしてるんだ!
すごい!

次におすすめなのが「伊勢うどん」だよ。

みんなが知っているうどんとは、ちょっと違うんだ。

麺がものすごく太くて、ふわっふわで柔らかいのが特徴なんだ。

その麺に、黒くて少し甘い醤油のタレをからめて食べるんだよ。

コシのあるうどんとは全く違う、優しい食感がやみつきになる人も多いんだ。

お昼ご飯にもぴったりだね。

しょっぱいものが食べたくなったら「手こね寿司」もおすすめだよ。

これは、カツオやマグロなどのお魚を醤油ダレにつけて、酢飯と混ぜ合わせたお寿司なんだ。

昔、漁師さんが船の上で手軽に食べられるように作ったのが始まりと言われているんだって。

伊勢神宮にお参りした後に、こうして美味しいものをいただくことを「お福分け」って言うんだ。

神様からいただいた幸せを、みんなで分かち合うっていう素敵な考え方だね。

ただし、一つだけ注意点があるよ。

食べ歩きはとっても楽しいけど、歩きながら食べるのは危ないから、お店の前や決められた休憩スペースで食べるようにしようね。

これも大切なマナーの一つだよ。

他にもお土産屋さんや、昔ながらのおもちゃで遊べるお店もあるから、家族みんなで楽しめること間違いなしだ!

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まとめ

今日は伊勢神宮について、たくさん学んだね!

最後に、今日のおさらいをしてみよう。

  • 伊勢神宮は、日本の神様のリーダー「天照大御神」が住む特別なお家だということ。
  • お参りは、食事の神様がいる「外宮」から、リーダーの神様がいる「内宮」の順番が良いということ。
  • 20年に一度お引越しをする「式年遷宮」というすごい伝統で、技術と祈りが受け継がれてきたこと。
  • 内宮では感謝の気持ちを伝え、おかげ横丁では美味しいものを食べて神様からの「お福分け」をいただくこと。
先生
先生
どうだったかな?
伊勢神宮に行ってみたくなったかな?
だいち
だいち
うん!
神様のお話も、式年遷宮も、おかげ横丁も、全部面白かった!
さくら
さくら
私も行きたい!
赤福餅と伊勢うどん、どっちも食べたいな!

伊勢神宮は、ただ古い建物を見るだけの場所じゃないんだ。

そこには、大昔から続く日本の人々の「ありがとう」という感謝の心や、自然を大切にする気持ち、そして文化を未来につなげていこうという想いがつまっているんだよ。

ぜひ今度、お家の人と一緒にお出かけしてみてね。

実際に宇治橋を渡って、五十鈴川の水の冷たさを感じて、静かな森の空気を吸い込んだら、きっと今日学んだことがもっと心に響くはずだよ。

この記事が、君と伊勢神宮との素敵な出会いのきっかけになったら、先生はとっても嬉しいです。